マクドナルドがデジタル関連会社を買収

April 10.2019
先日、マクドナルド社がデジタル関連会社のDynamic Yield社を買収すると発表がありました。

Dynamic Yield社はレコメンドの専門会社で、マクドナルドはその技術を活用して
店内設置のデジタルサイネージによって時間帯や天候、店舗の混み具合、最近人気を集めている
メニューなどを元に商品を表示したり、商品の提案や表示を行おうとしているようです。
https://japan.zdnet.com/article/35134886/

このニュースとは別に、2017年にAmazon社がホールフーズを買収したことは
すでに有名な話ですが、高級食品スーパーが倉庫化していると更に話題になっています。

ネット通販のためのピッキング作業が店内で行われていることを揶揄してのニュースです。
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00155/052900017/

現在IT(デジタル)関連の企業による小売り業買収、逆に小売業(サービス業)がIT企業を
買収する状況が続いています。

言うまでもなく今後はその境目が本当になくなっていくのだと思います。
コンビニの無店舗はすでに始まっていますし、過去の購入履歴により店舗へ来店した際に
その人にお勧めの商品がスマホへ配信されるなど今後は日本でも小売のデジタルサービスが
大きなビジネスのポイントになってくるのだと思います。