直売スタイルというビジネスが更に成長

March 27.2019
ここ数年、中間業者を通さず直接消費者へ販売する農家さんが急激に増えてきています。
中間マージンが不要であるため、販売価格も大幅に下げることができる他、買って頂いた後の
喜びの声が直接聞けることなどから思い切った流通転換を図っている若手農家が急増しています。
その背景には言うまでもなく、インターネットによる流通変革があってのことです。

直販にも色々なケースがありますが大きくは以下の3つになります。

1,ECポータルで販売するケース
「食べチョク」などの直販ポータルサイトへ生産者が直接掲載していくパターンです。
https://www.tabechoku.com/

2,道の駅で販売するケース
提供された場所で生産者がその市に直接生産品を持ち込んで売っていくパターンです。
「つながるファーマーズ」などはアプリを使って生産者が売れ行きを確認できるため、
補充がすぐに行えるなどのIT化をどんどん進めていっています。
https://cu.unisys.co.jp/hairpin/tsunagaru-farmers/

3,自社サイトで販売するケース
以下に紹介されている阿部梨園さんは、なんと直販99%という状況を実現させています。
更にはそのノウハウを無償で公開するなど新たな農業革命と話題になっています。
https://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1903/18/news004.html


この直販ですが、農産物だけでは当然ありません。
今後は今まで難しいと言われてきた、中間業者が圧倒的な力を持つ業界にも直販の波が
必ず訪れると思います。例えば紙、用紙などはその最たるところですが、
今後は大きく変わっていくのでしょう。