急増する電子マネーサービスで何が変わる

April 24.2019
今年に入り急激に増えている電子マネーサービスは、スマホ系、キャリア系、交通カード系、
独立系など本当に多様な時代へと入ってきています。
http://www.patacriticism.org/money/ic.html

LINEも先日、決済だけの専用アプリを公開し、LINE利用者以外の取り込みを開始しました。
https://markezine.jp/article/detail/30896

電子マネー決済がないだけで売上に差が出てくる時代になってきたとも言われますが、
中でも楽天Edyは通算1億枚を超えていると言われます。

日本でもこの電子マネーが主流になると、一体何が変わるのでしょうか。
購買パターンが変わることはほとんどないと思いますが、一番変わってくるのは、
情報の個別配信環境だと思います。

電子マネーアプリを活用することで、その人の行動パターンと購入履歴が収集できます。
これまで行動履歴とマネタイズは一致しないものでしたが、これで本当に紐付くことになります。
今まではPOSなどのデータを活用すると購入した結果はわかっても、その人がどこに行って
他に何を見てきたかなどは連動していませんでした。

今後は本当にその人がどのような嗜好を持ち、どんな行動を行ったかによって、
次に何を欲しがっているかなどをAIが予測して情報を配信していくものと思われます。
そのデータをうまく活用した会社や店舗が大きな恩恵を被るようになるのでしょう。