加速度的に進む無人化の流れ

February 25.2020
昨年から急激に、コンビニをはじめとした「無人化」が実験的に開始されました。
この背景には、人材採用が困難な状況が続いていることや、
キャッシュレスが広がってきたことが後押しをしています。
https://jidounten-lab.com/u_mujin-convini

当然店内には、商品購入を検知するカメラや決済のためのシステムなど、かなりの投資が必要になります。
そのため企業には結構な負担となっており、一度にすべての店舗で無人化になるわけではありませんが、
この流れは更に大きな社会変化をもたらすと思います。

さて、ここで考えなければならないこととして、「無人化」は人の作業を機械に置き換えるものですから、
当然人間の作業の「再配分」が始まります。

再配分とは、人間の思考にアップグレードが求められるということです。
世の単純労働が機械に置き換わることで、人には高度知識労働もしくは機械に置き換えられない
高度技術労働が求められてきます。
そのため、これから人にはそれぞれ、より深い知識や専門的なスキルが必要となってくるはずです。

40年で4000万人の労働人口が減少すると言われる社会の中、
無人化は絶対に乗り越えねばならない社会的な課題であることは言うまでもありません。

また無人化においては、何十年も先の話ではなくここ数年の近未来に起こることです。

私たちはこの時点で、本当にどのような仕事が残るのか、どのような見識を身につけるべきか、
考える必要が出てきたのではないでしょうか。