楽天とウォルマートの提携がもたらすもの

February 14.2018
先日楽天とウォルマートの提携が発表されました。
https://netshop.impress.co.jp/node/5103

まずはウォルマートの日本子会社であるSEIYUと楽天による
ネットスーパーの共同運営からスタートするようです。

これまで食品スーパーのネット通販においては、各社がさまざまな視点で
取り組みを開始していますが、その成果はどこも芳しくない状況が続いています。

背景には、やはり生鮮食品の品揃えが日々大きく変わること、
オペレーションに見合った費用対効果が得られないことが挙げられます。



 

ただ、最近急激に増えている事業モデルが、通販ではなく
「取り置き」というサービスです。

アメリカでは当たり前になりつつあるサービスですが、まさにSEIYUが始めて
一定の成果に繋がっている「うけとロッカー」があります。
https://www.the-seiyu.com/front/guide/cc

今後のビジネスにおいて、大変重要になってくる視点は「時間」です。

これまでは欲しいものが手に入るという物質的欲求を満たすことが
前提であった商取引において、如何に時間をかけずに同等の商品や
サービスが手に入るか、という視点がとても重要になります。

例えば、飲食店では店に行く前にオーダーを依頼し、
到着後すぐに食べ始めることができるサービス。
(すでに開始されていますが)
病院の診察順番を自動的に連絡をするサービスなどなど。

是非皆様のビジネスにおかれましても、「時間」を軸にサービス強化を
図っていく視点をお持ちになってみてください。