LINEの活用による新たな集客

先日開催されたLINE SMB DAYのオンラインイベントでは、ぐるなび社とのペアリングセミナーが行われました。
この2社のジョイント目標は、ぐるなびで告知を行い、LINEで予約を取る流れを構築することです。

これまで、ぐるなびなどの店舗情報サイトでお店を見つけた際、相談や問い合わせをする際にはブラウザを使用するなど、ブラウザとアプリを複数行き来する必要がありました。
しかし、今後はぐるなびを利用する際に、LINE上で問い合わせも予約も行えるようになるとのことです。
このアクションは、メッセージアプリが次のステージに進化した象徴であると感じました。

詳細は以下のサイトでも紹介されていますが、飲食店などの店舗型ビジネスを営む企業にとって、このような変化を受けたマーケティングの再構築が急務となると考えます。
https://webtan.impress.co.jp/e/2020/12/02/38183

具体的には、従来とは異なる店舗情報の接点を強化すること、さらに「お店に行かなければ分からない」という情報不足をオンラインでどのように補い、不安を払拭するかといったユーザビリティの向上が不可欠です。

従来の予約サイト依存では、限られた情報から選択することしかできません。
例えば、「個室」と記載されていても完全個室かどうかが分からなかったり、アレルギー対応など事前に伝えたい細やかな要望に対応しにくいといった課題がありました。

このLINEサービスは、そうした課題を一気に解消できる可能性を持つものであり、各社がより慎重に取り組むべきポイントであると改めて感じました。