AIによる『営業の70点化』時代を生き抜く共創型アプローチ

August 12.2026
最近、非常に興味深いニュース記事を目にしました。
MarkeZineの「AIが営業を70点化する時代の営業のあり方」という記事です。
https://markezine.jp/article/detail/77045

AIの進化により、誰もが一定レベル、つまり「70点」の営業活動を容易に行える時代が到来しつつあると指摘されています。

以前からお伝えしてきた通り、AIの進化は目覚ましいものがあります。
この「営業の70点化」は単なる業務効率化を超えた大きな転換点だと感じています。
誰もが標準的な提案を瞬時に作成できる今、従来のような情報提供を中心とした営業の価値は、相対的に低下していくと考えられます。

ここで最も重要になる視点は、AIには代替できない「残り30点」の価値をどこに見出すかという本質的な論点です。
この変化が私たちのビジネスにもたらす影響を、いくつかの切り口から考えてみます。

・既存事業のプロセスへの影響:
資料作成や初期アプローチといった定型業務はAIに任せ、人間はより高度な対話に時間を割くようになるのではないでしょうか。

・組織や人材育成へのインパクト:
製品知識を正確に伝えるスキルよりも、顧客の潜在的な課題を引き出し、共に対話するファシリテーション能力を持つ人材がより重要になるかもしれません。

・新規顧客開拓への応用:
単なる「売り手と買い手」の垣根を越え、顧客と共通の課題を持ち、共に考え市場に問う作業を繰り返すような深い関係性が求められます。

私は、これからの時代に必要なこの姿勢を『共創型アプローチ』と呼びたいと思います。
顧客と同じ方向を向き、共に悩みながら伴走する『共創型アプローチ』こそが、AIには真似できない人間ならではの価値ではないでしょうか。

日々の営業活動が単なる商品説明になっていないか、一度振り返ってみる時期に来ているのかもしれません。
今後のビジネスを力強く進める鍵は、まさにこの『共創型アプローチ』にあります。

皆さまと共に、新しい時代の顧客関係性を模索していければ幸いです。