話題の「資さんうどん」の通販事業が好調の背景

北九州を中心にうどん店を展開してきた「資さんうどん」ですが、先日、すからーくグループが子会社化したことが話題となりました。
讃岐うどんのような強いコシはありませんが、その柔らかい麺で独自の市場を拡大しています。
最近では海外にも進出し、成長が加速しています。

さて、この「資さんうどん」の通販事業も、かなり好調のようです。
https://netshop.impress.co.jp/node/13433

好調の要因についてですが、これまでかさばっていた冷凍うどんを、あらゆる角度から小さくすることに専念し、冷凍庫に複数保存しやすいという利便性が拡大のきっかけとなったようです。
もちろん、単にサイズを小さくしただけではなく、SNSの活用やLINEユーザーの取り込みなど、今までにないマーケティング手法を取り入れて展開されています。
これらの状況を見て感じることは、M&Aをきっかけに全国的に店名が告知され、そのタイミングに合わせてSNSで拡散する、さらには新商品を同時にリリースするなど、タイムリーなマーケティングが重要だということです。
改めて思うのは、マーケティングで最も大切なのは「ライトタイム＝適時」ということです。

市場で話題になるのを待つのではなく、自社の変革や同業の小さなニュースをタイミングよく捉え、それに合わせて展開することが成功の鍵だと思います。