情報の入口が大きく変わる時代

September 16.2025
検索エンジンの世界で一人勝ちをしているGoogle社ですが、SNSやAIの台頭によって、これまでの検索需要が低下していることは周知の事実かと思います。

以下の記事にも書かれている通り、今後はこの「情報を入手する入口」における戦いがさらに激化していくと考えられます。
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2508/04/news021.html

検索エンジン提供会社は、よりパーソナルで明確な解答が得られる検索AIの開発に勤しむことで、AIそのものの市場へと拡大していきます。
一方で、生成AI企業は検索エンジンの開発に取り組んでいく。
その両面の動きによって、「情報の入口戦争」は今後ますます激しくなっていくことでしょう。

さて、ここで消費者目線で考えると、より便利で快適な情報入手を望むのは当然ですが、無用な広告を大量に表示する現在のマネタイズ手法を、根本から見直す必要があると感じているのは、私だけでしょうか。

検索広告市場やSNSのタイムライン上に表示される記事内広告なども、今後はもう少し精度を高め、たとえクリック単価が高くなっても「本当に必要なもの」が表示される技術が、情報の入口以上に重要になってくると思われます。
さらに、風俗系広告で成り立っている情報ポータルの在り方も、見直すべき時期に来ているのではないでしょうか。

そこで、中小企業でも実施可能な「情報の入口対策」としての施策ですが、まず第一に ターゲットを明確に絞ること。
その上で、オウンドメディアとして、まずはスクレイピング技術を活用して情報を収集し、その中から本当に価値のある情報のみを抽出、さらにその情報に対して自社の見解やコメントを掲載するといった対策であれば、ブログを一から書くよりも簡単に「情報の入口化対策」を行うことが可能です。

ぜひ一度、この機会にオウンドメディアのあり方を見直してみてはいかがでしょうか。

オウンドメディアとは 
https://mieru-ca.com/blog/ownedmedia/

スクレイピングとは
https://qiita.com/Octoparse_Japan/items/3a766a5615d82674b873