天気×広告テクノロジーの進化

July 25.2024
数年前から始まった天気に基づく広告配信サービスですが、ここに来て、かなりのテクノロジーが進化したようです。
その先頭を走るルグラン社では、これまでも天気に合わせたあらゆる情報配信サービスを展開してきています。
https://www.weathermarketing.net/

ルグラン社は、37万地点の天候を1時間単位で把握し、その結果をリアルタイムで分析して広告配信を行っています。
また、クライアントの商品やサービスを徹底的にヒアリングし、天候に合わせた広告表現を緻密に行うなど、非常に細分化されたサービスを実現しています。

さらに、ルグラン社は位置情報広告のジオロジック社と提携し、位置情報を細かく分析することで、より適した広告表示を実現しようとしています。
https://marketing.itmedia.co.jp/mm/articles/2404/24/news148.html

ルグラン社では、屋外広告との連動も天気情報に合わせた広告配信を行っており、DOOH(デジタル屋外広告)の新たな市場を創ろうとしています。
https://www.hit-ad.co.jp/news/post-0011.html

この天気情報との連動広告について、発表当時は正直あまり市場性はないのではと感じていました。
背景として、天気によって購買への影響がそこまでないのではという判断がありました。
しかし、これだけ天候不順や季節変動が激しいと、天候に関する意識そのものに変化が生まれてきているようであり、その情報ソースに関連するイメージ広告はだんだんと効果を上げてきている気がします。