コロナ禍DXの活用を改めて振り返る

November 22.2023
コロナにおいて、未曾有の体験をした人類ですが、実際に、この3年間で何が経済市場において大きく変化したのか、改めて考えてみる必要があるように思います。

まず、間違いないことは「非接触による顧客対応」が浸透したことがあげられるかと思います。 以下の北海学園大学の活動は、その最たる例ですね。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2310/16/news050.html

よく考えれば、オープンキャンパスのオンライン化は多額の交通費をかけず大学を疑似訪問できるため、地方大学にとってはコロナに関係せず、取り組むべきとても重要なことであったと今更ながら理解できるものです。

続いて、習慣化してきた「無駄の排除」が進んだことではないでしょうか。
例えば、大きなスペースのオフィス、マス広告などの垂れ流し広告、更にはアナログ申請や稟議などを見直すことは、かなりのコストダウンと無駄の排除のきっかけになっているかと思います。

しかし、逆の視点でも学ぶことができました。
コロナ禍になり、なんでもオンライン購入やデリバリーをしてきましたが、人はやはりどこかでショッピングをリアルで体験する楽しさが重要、という認識を改めて持ったのではないでしょうか。
下記では、ドイツのオンライン市場減少に見る変化をあげています。
https://ecclab.empowershop.co.jp/archives/88822


これから重要になるのは、やはりリアル&デジタルにおいても、究極はCX=顧客体験の提案なのです。
つまり、消費者=顧客が自分の環境や都合で情報にアクセスができる環境を整え、リアル会場に来てもらったり、オンラインで参加した際にどれだけ「体験」を積んでもらえるかが、これまでもこれからも最重要になるということですね。