「しまむらが始めるネット通販、店舗を活かす仕組みとは」

October 25.2017
先日、しまむらがネット通販を開始したというニュースが報じられました。
https://goo.gl/qiQ4c3

その目的は「1400店の実店舗を生かす」ことであり、
自宅配達ではなく店舗受け取り、店舗決済を前提にしています。

店舗受け取り型のEC活用は、これまでもあらゆる会社が挑戦してきました。

事例『店舗で受取り』
https://goo.gl/nRgjfU
https://goo.gl/dTJKXb

中でも無印良品やビッグカメラなどは、
かなり前から店舗受け取り型のサービスを開始をしており、
今から動き始めるしまむらがどれだけ成果を出せるのか、注目が集まっています。

このようなEC活用による店舗サービスを充実させる流れは、
オムニチャネルという視点でもとても重要なことであり、
決して遅いことではないと思われます。
中小企業・店舗においては、逆に必須のサービスと言えるのではないでしょうか。



アメリカではウォルマートが、
人気の目玉商品が買えない働く主婦のために取り置きサービスを開始し、
低迷する売上を一気に改善したという例もあります。

楽天が取り置きボックスを主要駅に設置するのも、
同様の受け取り型へのサービスアップ化と言うことになります。

ネットの中では埋もれてしまう商品でも
既存客へは店舗でのアプローチができることで、
商品へのリーチは高まりますし、より強固な関係が構築できるものと思います。

皆様も、店舗誘導を目的としたEC活用をお考えになってみてはいかがでしょうか。